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ぼくのかんがえたさいきょうのねたきりべや!完成

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僕は、首の怪我の後遺症で手足が動きません。
これが結構不便で、普通のリモコン操作で家電が使えません。指でリモコンのボタンを押したりができないので。

そこで、使えないなら使えるようにすればいいじゃない!ということで、過ごしやすい寝たきり部屋を作ってみることにしました。


さて、僕が考える、良い寝たきり部屋に必要な要素は、次の3点だと思います。


まずは、有り余る時間を暇つぶしするため有効に利用するためのエンターテイメント機器
体調管理は、体の温度管理からということで室温(室内)調整機器
そしてそれらを総合的に管理する制御機器


です。これらの機器が充実していれば、体調を崩すことなく、そこそこ楽しく生活していくことができるでしょう。これらを実現するために、これまでいろいろなものを試してきました。


それで最近、ようやく地デジ対応テレビを購入したことにより、以前から思い描いていたような部屋を、ようやく完成させることができました。


エンターテイメント機器

まず、寝たきりにも、引き篭もりにも共通していえることなんですが、両者には膨大な有り余る時間があります。これを、ただぼーっと過ごすだけでは、まず発狂します。発狂しないまでも、確実に脳は衰える。

ということで、その膨大な時間を有効に過ごすために必要なものたち。


まずは、当然ですがパソコン。これがあるとないとでは、生活の質が全然違います。仕事などにも使えますし。

これは安物で十分。メモリを多少多めに積んで、システムドライブをSSDにしておけば完璧。


そしてパソコンに外部モニターを接続して、ベッドで寝ながら使用できるようにします。

モニターは、24インチモニター。モニター設置にはライブクリエータのものを使用しています。アームには、ARM-12AP50、ボールは、PTS-2324、ジョイント部分には、PTS-2540を使用しています。


そして、もう一つは先日購入したテレビ。テレビは最近それほど見ることもなくなりましたが、それでも朝や、夜のNHKのニュースなどは、よく見るので、まだまだ必要。最近は、テレビ以外にもいろいろな使い方ができるので、いい薄型テレビがあればいろいろとはかどります。

とりあえずテレビは、コスパが最も良さそうだったのでSONY BRAVIA 55V型 KDL-55HX850。値段の割には画質がとても良いテレビです。このテレビを壁掛けユニット SU-WL500で壁に取り付けました。ただ、このテレビ、音はあまり良くないので、パソコンのスピーカーとして使っているONKYO GX-500HDYAMAHA YST-FSW050に繋ぎました。パソコンからの音も、ここから出力しています。映画やアニメを見るときに、1000円のスピーカで聞くよりは、ある程度良い音で聞いたほうが作品を何倍も楽しめます。そのために、ちょっとくらいはお金をかけようじゃないか!という感じです。そりゃ、何十万もするオーディオには適わないけど。


これらを、以下のように配置します。

図にするとこんな感じ。

こうすることで、ベッド上寝姿勢で見ると、パソコンモニターが上、テレビが下という位置取りになります。そうすると視線移動をあまりせず、パソコンで作業しながらテレビを見たりすることもできます。また、パソコンとテレビはHDMIケーブルで接続しているので、テレビをパソコンのサブモニターとして利用することもできます。

ベッド視点でモニターとテレビを見ると以下のような感じになります。


これらの家電は、制御装置となるルームコントローラーKotoshiroで制御します。制御装置の詳細については後述します。

とりあえずKotoshiroでBRAVIAを動かすと、こんな感じになります。声で操作しなくても、普通のPCリモコンとしても使えます。


室温(室内)調整機器

近頃、季節の変わり目で気温の変化が激しいです。僕みたいな、後遺症で体温調整機能がぶっ壊れている者にとって、この気温の変化は非常に堪えます。こういった時期は体調を崩して医者の世話になったりすることもしばしばです。そういった体調不良を防ぐためにも、部屋の温度管理はとても重要です。"室温を制するものが健康を制す"と言っていいくらい、僕は部屋の温度調整・体温調整を重視しています。以下は、そのために揃えた機器たちです。


暖房機器

まずは、部屋を暖めたり、体を温めたりするための機器たちです。

とりあえずは、エアコン。これがないと始まらない。

もう十数年選手で年季が入っている。これもできれば取り替えたい。


あとは、少ない電力でパフォーマンス最高の電気毛布。

上の電気毛布は、なかぎし 敷き毛布

これのコンセントにリモコンコンセントOCR-05 07-0155を接続することによって、リモコンから電気毛布を操作できるようにします。

図にするとこんな感じ。

こうすることで、多少寒いくらいならば、電気毛布を使うことによって大幅に電気代を節約できます。


冷房機器

寒いのもきついけど、暑いのもきつい。夏になると今度は体温を下げることを考えなければなりません。

とりあえず書くまでもないけど、エアコン。


あとは扇風機、風を体に当てて体温を飛ばします。

個人的には、壁掛け式扇風機が場所をとらないのでベスト。


窓をリモコンで開閉できるようにする装置。

オートクローザー。初夏の夜は窓は開けているだけで十分涼しいです。


電動カーテンレール TV24でカーテンをリモコン操作。

夏の外からの熱気は、カーテンを閉めることにより、かなり減少します。それと冬の冷気も防いでくれます。

ATEX エアコンマット そよ。ファンを回してマット内に風を通して熱や湿度を排気することにより、体温の調整を行ってくれるマット。

多少の暑さなら、このマットで十分なので電気代の節約になる。


これらを図のように配置します。

体がうつ熱などで暑い時などには、パソコンのCPU並みに強力に冷やすことができます。


これらの家電を、先程のKotoshiroで音声操作すると次のようになります。


その他の室内調整機器

室内環境を良くするために、その他として加湿器、空気清浄機などを使用しています。


加湿器は、冬に乾燥防止とインフルエンザ対策として使用しています。

ZOJIRUSHI EE-RD50-HAを使用しているのは、ほとんど手間がかからないから。


空気清浄機は、部屋の空気循環のために使用しています。あと部屋に舞っている埃が取れればと。結構埃も取れます。

プラズマクラスターとかナノイーとかイオン何とかとかいらんので、純粋に強力な空気循環機能がある三菱の機種を購入。ただ、三菱は空気清浄機事業から撤退した模様。


その他には、以下のページにあるようなものを使用しています。
寝たきり生活15年の経験から選んだ、寝たきり生活がはかどるアイテム集


制御機器

これらの家電の制御は、パソコンとiRemocon、あとは自作したKotoshiroというソフトで制御しています。

iRemoconは、スマホやパソコンから使える学習リモコンです。

これまでいろいろな学習リモコンを試してきましたが

ネタキリラボ - ラボ(実験室)
ついに念願の声で家電をコントロールできる夢のお部屋を手に入れた

エアコンのような長い赤外線信号でも登録できるという点においてiRemoconがすぐれていたので使用しています。


その、iRemoconの制御ソフトとしてKotoshiroを使用しています。

図にするとこんな感じ。


先程、Kotoshiroを音声認識リモコンとして使用し家電を操作した動画を載せました。しかし、その他にもKotoshiroを使用する目的があります。それは、エアコン、家電などを自動で操作して、常に快適な室温となるように室内をコントロールすることです。

また、Kotoshiroにはタイマー機能、温度自動制御機機能、スクリプト制御機能があり、これらの機能を使うことで各人それぞれに最適な室温に自動コントロールすることもできます。

タイマーの設定方法
エアコンを自動制御して室温を一定にする方法
機能強化された制御スクリプトの書き方


例えば、寒暖差の激しいこの季節の変わり目に室温を25度にキープしたいと思ったとします。そういう時は、クリック一発で暖房をを自動制御して室温を25度に一定にするなんてこともできます。暖房の温度は、Kotoshiroが自動的に管理してくれます。


夜中などはタイマー機能が有効です。例えば、明け方が寒い春の朝は、「暖かめの暖房にして、電気毛布のスイッチを入れておく」なんて設定もできるようになります。


このようにして、徹底的に室温を管理することで体調不良になることも減り、部屋が常に快適な環境になりました。


快適部屋を作ったその後

以上のように、常にベッドにいながらも快適な生活ができるように部屋を作ったあと、しばらく生活してみました。

寝ながらパソコンやり放題だし、アニメを見れば大画面で見れて楽しいし、部屋の温度は常に快適な温度だし、体調不良になることも減ったしで、以前よりほんと居心地の良い部屋になりました。まーーー居心地がいいです。


ただ快適さと引き換えに問題点も。


部屋が快適すぎて外に出る気がしない。
堕落した生活を送ってしまい、やる気が出ない。


なんて弊害も出てくるようになってしまいました。


僕のような堕落に弱い人は、自室をあまりにも快適にするのは考えものかもしれません。


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タグ:Kotoshiro iRemocon

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fufufudou 2013年03月26日(火)20時13分 編集・削除

3年前に頚損C6になり、いつもこのブログを参考にさせてもらってます。
さいきょうのへや、すごいですね!
あなたの探求心には脱帽します。
みんなの参考になると思うので、これからもいろいろ教えてくださいね!

yhira 2013年03月27日(水)11時07分 編集・削除

fufufudouさんこんにちは。
ありがとうございます。
ブログがほんのちょっとでもお役に立てたなら、ほんと嬉しいです!
また色々書いていければと思います。

C4C5 2013年03月30日(土)15時41分 編集・削除

すばらしい!
私は頚損退院後macユーザーになったのでKotoshiroを使えず残念です。
重い障害を乗り越えて、有意義な時を作って行きましょう。

yhira URL 2013年03月31日(日)10時16分 編集・削除

ありがとうございます。
Macユーザーなんですね。絵とか書いておられるのですか?

はい、同じような重度同士なので、何か良いものがあったら教えていただけると幸いです。
できるだけ有効に時間を使っていきたいですね。