前回のトピックで、AmiVoice SPについて書いたのですが、今回はAmiVoiceの利点・注意点をまとめて書きたいと思います。
書く前に、僕は今までドラゴンスピーチ7とViaVoice 8の二つの音声認識ソフトを利用してきました。ただ、ViaVoicは10年くらい前に購入したソフトだったためか、使い勝手が悪く、ほとんど使っていません。なので、ここ最近はずっとドラゴンスピーチ7を使ってきました。ですので、ここに書く利点・注意点もドラゴンスピーチ7と比較した形になると思います。
それではまず利点です。(※あくまで個人的な感想です。環境や学習方法によってかなり違ってくる可能性はあります。)
利点
起動や動作が軽快
とにかく起動時間の短さには驚きました。音声認識ソフトといえば、立ち上がりにかなりの重量感を漂わせているものと思っていたのですが、AmiVoiceはかなり速いです。これなら起動・終了を繰り返すことがあってもあまり苦にならないと思います。ディクテーションのスピードはドラゴンスピーチとそう変わりはありませんが、ディクテーションに入るときの立ち上がりはAmiVoicの方が速いように感じます。(※スタートアップで起動時には、それなりに時間はかかります)
とてもシンプルな設計
よく使われる機能が絞られて搭載しているという印象。シンプルに作られているため、ソフトを使いこなすのに、それほど時間はかからないと思います。
とにかく学習が簡単
音声入力をする度に、どんどん音声経験値が貯まっていきます。、経験値が貯まったらレベルアップさせるというドラクエ方式で、音響学習がめちゃくちゃ簡単です。今までの事前準備方式に比べたらセットアップがかなり楽です。
認識率がかなり良い
事前学習がないわりには、認識率がかなりよくドラゴンスピーチにも遜色はありません。結構早口でしゃべっても、しっかりと文字におこしてくれます。ここ数日使ってみた感じではAmiVoiceは長めに文章を読んで一気に音声入力するタイプ。ドラゴンスピーチは短めの文章を区切ってしかり入力していくタイプだと思います。(※人それぞれのしゃべり方によって学習も変わってくるので、あくまで僕の個人的な感想です。)
四つの辞書に対応しているため、文章にあった辞書を選択することができる
これから書く文章に合わせて辞書を選択することによって、認識率の向上が計れます。ただ、辞書を選択する煩わしさは多少あります。でも、「ブログ日記・メール辞書」一つだけを重点的に使っても、それほど問題ないように思います。
入力方法が簡単
アプリケーションの文字を入力したところクリックし、声を発するだけでAmiVoiceエディタが開き音声入力を開始します。わざわざマウス操作でエディタを起動する必要がありません。設定によっては、ターゲットの入力欄に直接入力することもできます。
とりあえずこんな感じです。次は注意点を書こうと思ったんですが、長くなったので次回。
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