キーボードを打つことが出来ない四肢麻痺者にとって"よいソフトキーボードは金のわらじを履いてでも探せ"と太古の昔、神々の神話から伝わっています。と、言いたいほどパソコン操作においてソフトキーボードは重要なアイテムのひとつです。なぜなら、自分にあったソフトキーボードを使うか否かで今後の作業効率の善し悪しが大きく変わってきます。なにせ毎日何度となく使うものですからね。
ひとえにソフトキーボードといっても色々ありまして、有名なところではWindows付属の「スクリーン キーボード」(場所:スタートボタン→すべてのプログラム→アクセサリ→ユーザ補助)とかMS IME・ATOK付属のものとかがあります。ネットで公開されているもので言えば、
Trail Soft Keyboard
キーボードカーソル追従型やタスクトレイ型にできる邪魔になりにくいソフトキーボード。
PIGYソフトウェアキーボード
スキン対応でサイズ可変なソフトウェアキーボード。ジョイスティック/ジョイカードでマウスカーソルを操作する機能もあり。
KanaBoard
マウスだけで軽快な日本語入力をサポートするソフトウェアキーボード。
自由定義可能画面キーボード
マウスで操作するキーボードです。設定ファイルを変更することにより、キーボードのレイアウトは自由に変更できます。
CLEMENT
ノンクリックで入力できるソフトキーボード、クリック動作も可能、ランチャー機能搭載。
身体の状態・環境の違いから一概にどのソフトがいいとはいえませんが、なるべく色々試してみて自分にあったものを選ぶのが一番だと思います。
僕が使っているのは「Trail Soft Keyboard」(写真)です。僕はプログラムをするので
・キーマクロがある
・使わないときは邪魔にならない
・ボタンを押す音が心地いい
という理由で選びました。シェアウェアですが、パソコンを使ううえで、何万、何百万とクリックすることになるほどお世話になるソフトなので多少の料金は感謝の念を込めて作者様へと。