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【読書】グレート・ギャツビー F・スコット・フィッツジェラルド(著)

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前回、ノルウェイの森を読んだとき、作中の主人公がいつも読んでいた本である「グレート・ギャツビー」に興味がわいたので、図書館で借りてきました。借りる前にWikiで調べたんですが、Modern Libraryの発表した20世紀最高の小説では2位にランクされています。

この作品の筋を簡単に言えば、第一次世界大戦後、アメリカ西部出身の主人公ニックが、隣の屋敷に住むギャツビーという男について書いた一夏の物語です。物語自体は、特に奇抜というわけではなく、この作品の前記したような高評価は、文章自体の独特な言い回しやリズムによるものが大きいと思われます。ただ、言い回しやリズムといっても、この本は外国人作家が書いたものですので、日本語で読むには、もちろん翻訳者がおり、その翻訳者によって文体はかなり違ってくると思われます。僕の読んだギャツビーを訳した村上春樹さんの後書きによると、この本は原著の英語で読むのが1番綺麗な言い回しやリズムが堪能できるそうです。もちろん僕には英語を読める機能など備わってないですから、日本語で訳したものを読むしかないんですが、物語は十分面白く読めました。僕の利用している図書館には、村上春樹(訳)のものしかありませんでしたが、他の方が翻訳したものと比べて読んでみるのも面白いかもしれません。無料で読めるインターネット図書館・青空文庫にもグレイト・ギャツビーがあるので、手っ取り早く読むには、こっちの方がいいかもしれません。僕も読んでみたのですが、訳す人によって、かなり違った文章になるものだなと思いました。

ただ、この物語は結構哀しいお話で、読んでハッピーというような本ではありません。この作品に深く没頭してしまうと、ある意味人間不信になるような物語です。ノルウェイの森で、主人公や永沢が、この本を愛読していましたが、彼らが一種人間嫌いの節があるのは、明らかにこの本の影響もあるのではと感じました。なので、悲劇的なものがあまり好きじゃない人にはオススメできません。


ちなみに、マンダムのギャツビーの語源はこの本だそうです。

タグ:読書

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