最近は電子書籍もいろいろ出てきて、普通の本が読みづらい自分としては大変ありがたい限りなんですが、電子書籍でよくある形式のPDFがどうも扱いにくいです。PDFリーダーのディファクトスタンダードと言えばAdobe Readerなんでしょうが、これいつまでたっても重い。初めてAdobe Readerを使った時から重かったですが、それから月日が経ち、パソコンのCPUやメモリがいくら進化しようとも、もっさり感は相変わらずで、どうも好きになれません。
そういった具合で、やったら動作が重いもんだからPDFの電子書籍を開いてパラパラめくって読む気に、なかなかなれなかったんですけど、せっかく購入したのにハードディスクの片隅に放置しておくのは勿体ない。ということで、その対策としてPDFを画像に変換してしまうのも一つの手ではないかなと思います。画像だったらかなり軽いですし、ビューアも自分の好みのものを選ぶことができます。
問題は、PDF→画像への変換ですけど、これには4Videosoft フリー PDF JPEG 変換が手軽で簡単です。
使い方は、変換したいPDFファイルをソフトにD&Dで放り込んで「Convert」ボタンを押すだけです。
「Browse」ボタンを押せば、出力フォルダを変更することもできます。「Resolution」は、ドット密度の単位で画像データの精度を表します。デフォルトの150dpiでは少し荒いような気がするので、僕は300dpiくらいに設定しています。
PDFから画像に変換することで体感速度はかなり上がります。それもちろん、リアルの方をパラパラめくるのには適いませんが、ページの出力が大分早くなるので、PDFファイルよりはストレスの軽減になると思います。ページ後の索引で掲載ページを調べ掲載ページに飛ぶということも大分楽にできるようになりました。