以前アニメ青い文学シリーズ「こころ」を見たとき、主要登場人物(先生、k、奥さん)が、あまりにも黒いので、「こんな酷い話だったなぁ?」と、今一度、青空文庫からこころをダウンロードして読んでみました。
アニメは、先生の最後の手紙の告白内容が舞台で、1週目は先生目線から、どういういきさつをたどってkが自殺するに至ったか。2週目はk目線から描かれています。原作にはk目線からの描写は無いので、アニメ独自の新しい試みです。作画は「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」の小畑健さんの原画から描かれていて好きなんですが、人物描写が原作のイメージと大分かけ離れていたので、ついもう一度原作を読みたくなりました。
結果として、アニメには原作では触れられていないことまで、アニメ制作者側の想像で描写されていました。その付け足されたところのほとんどが、人間の内面の見たくない部分中心だったため、僕には合わなかっただけのようです。でも、k目線から描くというのは面白い試みでした。内容は好きではなかったですが、原作を読んでみたくなる作品でした。
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