久しぶりに少女革命ウテナを、ガッツリ観賞しました。1997年のアニメですが、今見ても他のアニメの追随を許さない程の斬新さです。
「少女革命ウテナ」は、ウテナという1人の少女が主人公の話です。幼い頃、両親を亡くし、自分の殻に閉じこもってしまったウテナの元に、1人の王子様が現れ、ウテナの心を救います。ウテナは、その自分を救ってくれた王子様に憧れ、あまりも憧れるあまり自分も王子様になりたいと願うようになります。そして時は過ぎ、ウテナは成長し鳳学園に入学します。そこでウテナは「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女・姫宮アンシーと出会います。薔薇の花嫁とエンゲージした者には「世界を革命する力」が与えられるという。しかし、その出会いによって、ウテナは、アンシーとのエンゲージを狙う生徒会役員達と決闘(デュエル)していくことになります。
まず最初に言ってしまうと、このアニメのストーリーは訳がわかりません。初見では特にそうだと思います。何回か見た自分もストーリーを完全に理解しているとは言えないかもしれません。しかしそんな、訳のわからない話であるにもかかわらず、めちゃくちゃ面白く、ひと度見だすと心を囚われてしまう、そんな力がこのアニメにはあります。
その要因の一つとして、演出力は外せません。ぶっ飛んだ斬新さ、前衛的、...、自分でも何と言っていいかわからないですけど、まさに今までのアニメを革命するような演出の上に、キャラクター、ストーリー、音楽が相まって、もの凄いアニメになっています。
例えば水戸黄門の印籠を出すシーンや、暴れん坊将軍で「代の顔を見忘れたか!」までの一連の流れがあります。これらは毎回毎回、同じようなシーンなのですが、世のお爺ちゃんお婆ちゃんは、このお決まりのシーンを見て脳汁が溢れだし面白さを感じると言います。これと似たようなことが少女革命ウテナでも起こります。ウテナでも、毎回見ていると似たようなシーン(悪く言えば使いまわしのシーン)が数多く使われます。普通のよくあるアニメなら「手抜きすなや」ともなりかねない毎回同じシーンが、ウテナの演出にかかると様式美、形式美にまで昇格し、時代劇で言えば、お約束のなくてはならないシーンとなり、逆にそのシーンがないと寂しいくらいまでになってしまいます。同じシーンを見せるにしても「演出の仕方次第で、こうも違うか」と、素人の自分でも思ってしまうくらいの魅せるアニメです。
少女革命ウテナOP
少女革命ウテナED1
少女革命ウテナED2
絶対運命黙示録
音楽がまた癖になります。
![]() | 川上とも子 97年に放映された人気ファンタジーアニメのBOX。王子様に憧れ自らも王子様になることを誓った少女・ウテナが、“薔薇の花嫁”を巡る戦いに巻き込まれていく。第1話から第24話を収録する。6枚組。 |
![]() | 川上とも子 人気ファンタジーアニメのBOXの下巻。王子様に憧れる少女・ウテナが、“薔薇の花嫁”を巡る戦いに巻き込まれていく。第25話から最終第39話に加え、劇場版『~アドゥレセンス黙示録』を収録。6枚組。 |

