以前、ベット周り音響を改善させてから、DVDを見る機会が前よりも多くなりました。ただ、DVDを5.1chで観るには、それなりのDVD再生ソフトが必要です。僕の場合、以前パソコンを買った時に付いてきたPowerDVDを使っていたんですが、これが正直言って使い勝手が悪いです。操作性などが普段使い慣れている動画再生ソフトに遠く及びません。他の市販のソフトとしてWinDVD
の体験版や、ArcSoft BD Theatre(試用可)
も試してみましたが、使い勝手はいまいちでした。
そこで、「市販のソフトが使いづらいなら、使い勝手の良いフリーのメディアプレイヤーを5.1ch対応にしたい」ということで、いろいろ試してみました。多少手間かかりますが、無料な上に使いやすい環境が手に入るのであれば万々歳です。
最も簡単な方法としては、GOM PLAYERとAC3Filterを使った方法です。
簡単に方法を説明すると
①GOM PLAYERをダウンロードしてインストール
②AC3Filterをダウンロードしてインストール
③GOM PLAYERの設定を次のようにする
④AC3 Filterの設定を次のようにする
タスクトレイにあるAC3 Filterのアイコンを右クリックし「AC3 Filter config」を開いて設定を以下のようにする
詳しくはGOM PLAYERのFAQ、DVDの5.1chオーディオをGOM PLAYERで再生する設定に書かれています。GOM PLAYERには、数々のコーデックが内蔵されているので、大抵の動画ならコーデックのインストールは必要ありません。
他に、古き良き時代のWindows Media Player6.4を模して作られたプレーヤーMedia Player Classic(HC)でも利用できます。
導入方法
①Media Player Classic Home Cinema(以下MPC)るをダウンロードして解凍
②AC3Filterをダウンロードしてインストール
③MPCの「表示/オプション」から以下のように設定変更
内部フィルタの変換フィルタにある「AC3」にチェックを入れる(ややこしかったら全て選択でも可)
④AC3 Filterの設定を次のようにする
タスクトレイにあるAC3 Filterのアイコンを右クリックし「AC3 Filter config」を開いて設定を以下のようにする
⑤MPCを再起動する
軽くて使いやすいので、僕はこのソフトをずっと愛用しています。いろいろな動画見るのにコーデックが必要な場合は、ffdshowなどのコーデックパック(詰め合わせ)をインストールすると再生できるようになります。