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「SmartNav」手を使わないで操作出来るマウス1

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僕の趣味はプログラムで、トラックボールマウスキーボードを使ってコーディングをしています。プログラムをするといっても、左手1本しか使えず、しかもマウスキーボードなので、コーディングといってもプロの方がやられるように、ブラインドタッチでカタカタ打つのではなく、地味ーにトラックボールを回してマウスキーボードのボタンに合わせ打つ、回して合わせて打つ、というような作業の繰り返しを、1日に数万回行うわけです。作業が遅いのは、もうどうしようもなくて、そのうち慣れてしまうのですが、こういったことを繰り返していると、とても肘に負担がかかります。そして、片手1本で地味な作業を何年も繰り返してきた結果、ある時、左腕の肘が腱鞘炎で、にっちもさっちも動かなくなってしまいました。

僕は全身の内、左腕ぐらいしかまともに動かせるところがないので、左腕が動かせないと、もう何にも出来ません。幸い腱鞘炎は何日か腕をあまり動かさないでいると、それなりに動かせるくらいには回復したのですが、ちょっとプログラムを始めると、また再発して痛くなってしまいます。しかも、治っては再発、治っては再発を繰り返しているうちに、日に日に悪くなっていきました。そしてある日「このままでは、最悪左肘が悪化して全く動かなくなってしまうかもしれない。そうなると、パソコンもネットも全く出来ず、ただ寝転がってテレビを見ることぐらいしかない毎日になってしまう!」と恐れおののいた僕は、前々から値段が高くて購入しようかどうか迷っていた、手を使わないで操作出来るマウス「SmartNav 4AT」をついに購入するに至ったわけです。

この「SmartNav」上肢障害がある僕のような人や、ALS(筋萎縮性側索硬化症)障害のある人などが頭部やその他の部位を使い、パソコンを完全に制御することができる 正確で信頼性が高いハンズフリーマウスです。動き追うために赤外線カメラを使っており、ユーザーに取り付けられる反射シール等により、赤外線が反射されることでパソコンにマウスカーソルの動きを伝えます。付属のソフトを使えば、完全にハンドフリーでパソコンを操作することも出来ます。

※赤外線が出ている様子。携帯のカメラなどで赤外線が出ている様子を見ることが出来ます。人間の目には不可視なので見ることが出来ません。
赤外線が出ている様子


で、「SmartNav」を購入して、2カ月近く使ってみたのですが、結果から言うと、ものすごく買ってよかったです。僕の場合は、完全にハンドフリーでは使わず、マウスカーソルを動かすことのみを目的として使用している(クリックはマウスでする)のですが、それだけでも、かなり左肘への負担が軽減されました。以前はマウスカーソルをマウスキーボードのボタンに合わせるのに、肘をひねったりして合わせていたので、それが無くなっただけでもかなり楽になりました。購入当初は、慣れないせいもあって、思うように動かせないこともありますが、3日ほど使って慣れてしまえば、入力スピードも以前の片手で操作していた頃と比べれば、冗談ではなく5倍以上のスピードで入力できていると思います。肘の負担軽減のために買ったつもりだったのですが、作業効率まで上がって、これを買ったときは5万円して「高けーよ!」と思っていたのですが、実際使ってみると、「もっと早く買っておけば…」と思うほど良い買い物だったと思います。

使ってみた感想を、利点・難点含めてもう少し詳しく書こうと思いましたが、長くなったので次回に書きます。

Natural Point
上肢障害、ALS(筋萎縮性側索硬化症)障害をお持ちの方が頭部やその他の部位を使い、コンピューターを完全に制御することができる、 正確で信頼性が高いハンズフリーマウスです。

続き:「SmartNav」手を使わないで操作出来るマウス2
関連:ハンドフリーマウス「SmartNav」を使って絵を描いてみる

タグ:SmartNav PCデバイス パソコン操作 レビュー

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