先日、身内のものが表彰を受ける機会があり、その時の手土産として和菓子を賜りました。
その名も「菊焼残月」。なんかロマンシングサガの大剣技にありそうな感じのクールな名前です。見た目は、どら焼を半分にしてような形に菊の紋があしらわれています。見た目からして、上品な上に美味しそう。その写真が以下。
一箱に三つ入っていました。
赤ちゃんの肌のような滑らかな表面に菊の紋。
半分に切った様子。普通のどら焼のようなふわふわした感触ではなく、少し硬めの生地です。
「これは食べなくてもわかる!絶対美味しい!」と思いつつも実際に食べてみました。数が少ないので1つを6分の1に切って、その一かけらだけなんですが食べてみたところ、これが想像以上に美味しかったです。皮はしっかりした歯ごたえがあり、噛み進んでいくと中にはきめの細かい餡子。甘さも甘すぎず、すっきりとしています。元々、甘いもの好きの自分としては、まさに至福のひとときでした。
もっと食べたかったんですけど、残りはおじいちゃんおばあちゃんへあげることに。ていうかもっと食べるには、「買って取り寄せて食べればいいんじゃね?」と思い、ネットで調べてみました。
ただ、和菓子徒然にっきの記事によると、残念ながら非売品との事。
しかし、一般販売している店もあるようで千葉市の和菓子店 『麻布 菊園』にて、購入できるようです。なんでも、皇室専属和菓子職人として働いた先代が定年後に開業したお店だそうです。
でも、よくよくホームページにある値段を見てみるとびっくり。一つ860円だそうで。ということは、6分の1に分けて食べたあの一かけらだけで百数十円以上するとか。もっと目を瞑って味わって食べればよかったです。
以下『麻布 菊園』のホームページにあった菊園テレビ出演の動画。菊焼残月の誕生秘話と作成風景です。
「御紋菓 菊焼残月(紙箱入り)3コ入り」で2,200円強しますけど、この先、何か祝い事があってお菓子を配ることがあれば、ついでに是非自分の分も購入して、また食べれればと思います。
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