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「USBフットスイッチ」を机の裏に付けて、ドラマに出てくる銀行の防犯ブザーチックに使ってみる試み(レビュー)

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頚椎損傷(C4-C5)で足が使えないのに、「USBフットスイッチ」を購入してしまい、手で使うには思ったようにうまく使えなかったことは以前の記事で書きました。今回は、そのせっかく買った「USBフットスイッチ」を何とか有効利用できないものかと考えてみました。

ルートアール
パソコンのUSBコネクタに接続して、割り当てたキー入力やマウスの機能を足で操作出来る入力装置です。

いろいろ試してみた結果、机の裏に「USBフットスイッチ」を取り付けて押し上げるようにスイッチを押すのが最も使いやすいです。頚椎損傷(C4-C5)くらいの状態だと押す力は弱くても、腕を曲げる力は結構あるので足用のスイッチでも結構簡単に押すことができます。

取り付けた状態は以下。

下から見た状態。マジックテープで貼り付けました。

こうする事で何が便利かというと、車椅子に肘を載せたまま(腕を持ち上げることなく)操作ができるということです。僕の肩は亜脱臼なので、なるべく肘を車椅子に載せておきたいのですが、ちょっとした操作のためだけに腕を持ち上げてマウス操作するというのが結構面倒だったりします。なので、例えば、長文のWEBページやテキストを読みたい時は、下にスクロールするボタンを割り当てておけば、表示されている部分を読みきった後、わざわざキーボード(マウス)に手を伸ばす必要はなく車椅子に肘をおいたままスクロールして続きを読むことができます。

この使い方なら、2ボタン式、3ボタン式のUSBフットスイッチも取付れるので、用途に合わせて、いろいろなボタンを割り当てても面白そうです。

サイズ
サイズ

スクロールの上下キーもしくはPageUp、PageDownを割り当てたり、よく利用するキーを厳選して割り当てても便利そうです。

ただ、机の裏に取り付けるときは、それなりの机の高さが必要になります。取り付けたはいいけど、車椅子が入らなくなったり、スイッチを押したりできなくなったら意味ないので。

タグ:PCデバイス パソコン操作 実験 レビュー

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触れるだけでキーが打てる静電容量式キーボード「COOL LEAF」

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5月13日から、静電容量式タッチパネルと加重センサーを組み合わせた入力インタフェース「COOL LEAF キーボード」の販売が始まりました。

ミネベ
COOL LEAFは、キートップを全て無くした全面フラットのキーボード。

メーカーページの説明は以下。

"COOL LEAF"は、キートップを全て無くした全面フラットのキーボードです。導光板式バックライトを採用した鏡面パネルに文字が浮かびあがる斬新なデザインは、高いインテリア性と同時に、医療現場や照明を暗くしたホームシアター、清浄性が求められる食品工場やクリーンルームなど、様々な用途でご活用いただける可能性のあるキーボードです。


タッチパネルなので、触れるだけでキー入力ができ、障害などでキーボードを押す程の力が入らない人にはいいかもしれません。ただ、静電容量式なので、肌相当のもので触れないと感知しないので、装具などで使う時は、それなりの格好が必要になると思います。加工方法は「静電容量式 タッチペン 自作」などでググると詳しく載っています。

電源オン時

電源オフ時

鏡面フラットパネルなので美しく、防滴対応で多少水をこぼしても大丈夫です。

実際に使用している動画


紹介記事
ASCII.jp:まるで鏡のようなキーボード「COOL LEAF」が展示中!
「COOL LEAF」:ミネベア、新素材を用いた鏡面フラットキーボードなどを開発 - ITmedia +D PC USER

タグ:PCデバイス

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手軽で安いUSBハードディスク増設

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以前、「裸族のお立ち台」シリーズで、ハードディスクを増設していたんですが、机の空きスペースが無くなってきたので、「裸族のお立ち台」シリーズの一つは人に譲り、今回は違った方法かつさらに安く、手軽な方法で2台の内蔵ハードディスクを増設する方法を試してみました。

今回使用したのは、「裸族のビキニ 」と「タイムリー電源アダプタ」を使用しました。これらを使うと、「裸族のお立ち台」シリーズでハードディスクを増設するより、多少値段が安くなります。

センチュリー
3.5"&2.5"SATA/IDE HDD用スタンドキット!

タイムリー
「つなぐ」「いれる」「さす」3ステップで簡単&快速接続。シリアルATA接続の、内蔵型2.5/3.5インチハードディスク、内蔵型5インチCD/DVDドライブを、USB2.0に接続できるアダプタと電源のセットです。

取付もそれほど難しくなく、まず内蔵ハードディスクに「裸族のビキニ 」をネジで留めて組み立てます。

あとは「電源アダプタ」を出して

ハードディスクに繋ぎます。

あとは、コンセントに電源を繋いで、USBよ接続すればOKです。


この方法の利点として

#値段が安い
#手軽
#「裸族のビキニ 」を買い足していけば、さらに上へどんどん積み上げることができて、だいたいハードディスク1台分のスペースがあれば良い

難点は
#ハードディスクが剥き出し
#ハードディスクを増設する度に「電源アダプタ」が必要になるので、配線周りが面倒くさいことになる
#USB接続オンリー

などが挙げられます。埃や速度が気になる方は、他のちゃんとしたケースを使った方が良いかもしれません。僕の場合は、重要ファイルのバックアップと、自前で読書用にスキャンした本などのファイル倉庫くらいにしか使わないので十分に役割を果たしてくれています。

タグ:PCデバイス

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「AmiVoice SP」の音声認識切り換え用に「USBフットスイッチ」を試してみた(レビュー)

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音声入力ソフトの「AmiVoice SP」の音声入力のオン/オフを手軽に切り換えられないものかと「USBフットペダルスイッチ」を試しに買ってみました。

ルートアール
パソコンのUSBコネクタに接続して、割り当てたキー入力やマウスの機能を足で操作出来る入力装置です。

設定は、フットスイッチを押している時は、音声入力をオン、フットスイッチから離すと音声入力をオフという設定にしました。こうする事で、音声入力をしたいときだけに音声認識をオンにすることができ、認識機能の切り忘れを防ぐことができます。

使ってみると、確かに便利。文章入力をメインにパソコンを使っている人は、このフットスイッチとAmiVoiceの組み合わせで、かなりの操作性向上が期待できると思います。

ただし自分もなんですが、障害などにより足が使えず、手で使用する場合は、あまりお薦めできません。というのも、やっぱり足で使うスイッチだけあって戻りのバネの力がかなり強く、手で操作をするには、かなりの力を要します。ですので、手で操作する場合は、あまり使い勝手がよくありません。足で使うものなんで、当然といえば当然ですが。

タグ:AmiVoice PCデバイス パソコン操作 レビュー

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裁断不要、しかも早くて綺麗に撮れそうなスキャナ「Book Saver」

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Simply Scan A3 NV-PS500U
Simply Scan NV-PS200U
と、裁断不要のスキャナーについて書きましたが、裁断不要のスキャナーといえば以前、ブログにも書いたBookLiberator というのがあったのを思い出しました。確か、まだ試作段階だったけど商品化を目指していたよなということも思い出し、久しぶりにWEBサイトを覗いてみると、どうやら本当に発売されるようです。

「BookLiberator」は「Book Saver」と名前を変え、デザインも一新されてIONから近日発売のようです。
Press Release ION ANNOUNCES Book Saver BOOK SCANNER
Book Saver製品ページ

ページの説明によると、Book Saverは、二つのカメラを使い、見開き2ページを1枚ずつ分けてスキャンできるそうです。スキャンスピードは200ページを15分かからずスキャンできるようで、結構速いようです。類似のデバイスが.1ページをスキャンするのに7秒かかるのに対し、Book Saverは、2ページを1秒で取り込めるようです。取り込んだデータは、SDカードに保存されます。

使い方は以下の手順。

①持ち上げて
②ページをめくって
③ボタンを押して撮影
クリアボードでページが押さえられるため、手でページが戻らないように抑えつける必要はありません。

動画を見ても、かなり手軽そうです。
Book Saver

CES 2011 Ion Book Saver

gizmagの記事によると、値段は、$149~とのこと。日本円では12,000円強といったところ。想像していたよりかなり安いです。ただ、カメラの解像度については、まだ何も書かれていないので、今後の発表が楽しみです。

これで普通に解像度が良いカメラであれば、是非購入したいと思います。日本で発売されないのかなと、IONの日本語ページを検索してみると、ION :: 発売予定の新製品に、Book Saverが乗っていて、現在のところ詳細は英語になってしまいますが、国内でも続々取り扱い販売予定となっております。ご期待くださいと書いてあるので、是非期待して待ちたいと思います。

参考
写真いろいろ
Ion Book Saver hands-on - Engadget Galleries]


※この製品は2012年、開発製品化中止となったようです。(追記:2012/01/10)
非常に残念ながら「Book Saver」が開発製品化中止

続き:「Book Saver」が「Ion Audio ISC02 Book Saver E-Reader Converter」として、ようやく2012年の春に発売される模様

タグ:スキャン 自炊 電子書籍

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