ベッドにゴロゴロしながらiPadを操作できるアーム。
ベットにクランプで固定すれば、iPadを手で持たずに寝たまま使える。
自由に角度設定可能。
横向きにしても使える。
寝たきり環境でiPadを利用するにはもってこいではないかと思います
![]() | サンコー 机やベッドにセットしてiPadを自在に配置できるiPad用フレキシブルアーム。 |
ベッドにゴロゴロしながらiPadを操作できるアーム。
ベットにクランプで固定すれば、iPadを手で持たずに寝たまま使える。
自由に角度設定可能。
横向きにしても使える。
寝たきり環境でiPadを利用するにはもってこいではないかと思います
![]() | サンコー 机やベッドにセットしてiPadを自在に配置できるiPad用フレキシブルアーム。 |
これまで三回にわたって介護用ベッドへのモニターアーム取り付けについて書いてきました。
介護用ベッドにPCモニターを設置する(ベッド柵に設置編)
介護用ベッドにPCモニターを設置する(ポールで床に設置編)
介護用ベッドにPCモニターを設置する(ベッド柵にポールで設置編)
ただ、体の状態も人それぞれ、ベッド周り環境も人それぞれです。上記のようなアーム設置方法が、うまくいくとは限りません。最終的に自分の環境に合うものは、自分で探すしかありません。そういったアーム探しに役立つのが世界のアームです。世界のアームは、液晶モニターアームとディスプレイカートの専門店です。オプションの組み合わせを含めて1,900種類を超える豊富な品揃えで、各社メーカー製品を販売しているので、国内で販売しているモニターアームなら、大抵のものがあるので自分の環境に合う物を探してみるのもいいかもしれません。
あとは、メーカーのWEBサイトをいろいろ見て回るのもいいと思います。主な国内モニターアーム取り扱いサイトはこちら。
アルファーテック
ウィンテクノ
映像センター
FDアーム
エルゴトロン
オカムラG-FREEシリーズ
オーロラ:共栄商事
カンデラ
サンコーレアモノショップ
サンワサプライ
Td Japan
ナナオ
日本フォームサービス
ハヤミ工産
ミストラル
ライブクリエータ
Monitor/モニターアーム - usyWikiも参考になります。
いろいろ見ても、よく分らない場合は専門の業者に頼むのも一つの手だと思います。ライブクリエイターのホームページにはアーム設置例には、いろいろな設置事例が載っています。
などのように、ベッドに寝ながらして使えるARM-26SP50U+ARM-JOIN特注品の取り付け方法も面白いです。
モニターアームの設置に悩んでいる人はライブクリエータのホームページに問い合わせフォームもあるので、頼んでみるのもいいかもしれません。特注品のページには「ご要望に可能な限り対応します!!」とあるように、自分の環境にあったモニターアームの相談にのってくれるのではないかと思います。
前回、モニターアーム用のポールを床に設置してモニターを取りつける方法を書きました。ただ、その方法だと床に穴を開けなければなりません。僕は自分の部屋が好きなので、あまりそのお気に入りの部屋の床に穴をあけたくなかったので、別の方法をとることにしました。その方法は、前々回のベッド柵に設置する方法と、前回のポールに設置する方法を合わせた方法です。
まず準備するものは以下です。
前回のモニターアーム用のポール。
![]() | ライブクリエータ ライブクリエータアーム用φ50.8径1219mm長ポール部品。 |
モニターアーム。(※モニターアームはモニターの重さに合ったものを選ぶ必要があります。高荷重型に軽いモニターを付けると、モニター位置の保持が出来ません。)
![]() | ライブクリエータ 耐荷重11KG、6関節のVESA75,VESA100規格対応のポールに挟み込む内径φ50のポールクランプ式フレキシブルアームです。 |
他にライブクリエータ製品を持っている場合は、PTS-2540などを購入し上物を乗せ代えてもいいと思います。
![]() | ライブクリエータ ライブクリエータアーム用内径φ45~φ51ポールクランプ部品。 |
次に、薄鋼用のサドル。以下のようなやつです。
これは、ベッド柵に設置する方法で書いたベッド柵に取り付けた土台となる板にモニターアーム用のポールを取りつけるのに使います。僕は「パナソニック電工 サドル(電気亜鉛めっき)(E51・C51):DS1651」を購入しました。内径が51mmのものなら、どのようなものでもいいと思います。ネットで購入する場合は、MonotaROやヨナシンホームなどで買うことができます。
ポールとサドルと板の間に挟むゴムシート。2mmか3mmの厚さのものがいいのではないかと思います。
![]() | 十川ゴム |
![]() | 十川ゴム |
あとは木ネジ。
必要なものは以上です。
取り付け方法は、ベッド柵に設置する方法で作ったベッド柵と木材の土台にサドルでポールを取りつけるだけです。ポールをサドルで取りつける際には、ポールとサドルと板の間に、適度な大きさに切ったゴムシートを挟みます。
以前作成した、この土台部分にサドルで取り付けます。
水平器などでポールが傾かないようにチェックしながら
板の土台部分にサドルで取り付け。
ポールとサドルと板の間にゴムシートを適度な大きさに切って挟みます。
あとは、モニターアームを取りつけるだけです。取り付けた状態が以下。
反対側から
この設置方法の利点は
#ベッドの高さが変化してもモニターの位置は変わらない。
#床や天井に固定しないので穴を開ける必要がない。
#ベッド柵に設置する方法よりもモニターがしっかりと設置されてグラつかない。
#ある程度好みの高さと位置にモニターを設置できる。
難点として
#角材を加工する必要があるのが面倒くさい、というか今回、紹介した方この中では一番面倒くさい方法。
#ベッドの土台には穴があく。
#取付た側の柵が取り外せなくなる。
などが挙げられます。
今回、モニターがベッドに寝たときの目線の中心にきたことで、首が疲れたり体が傾いたりすることもなく、作業効率が高まりました。非常に良い寝PC環境が出来たと思います。
ただ、人によっては環境もそれぞれです。最も自分に適した環境作るには、自分でモニターアームを購入するしかありません。ですので「良い寝PC環境を自ら構築したい」という方は次回。
つづく。
そうそう、せっかく購入したのに使用しなかったポールジョイントフランジ部品。
もったいないので、ヘルパーさんがノートを記入する時に使うペンのペン立てとして再利用することにしました。
3,000円以上もする高級ペン立てとなりました。
前回、モニターアームをベット柵に取りつける方法を書きました。普通にインターネットをしたり、DVDを見たりする分には、その取付方法でも十分なんですが、プログラムやワープロなどテキストを編集したり、画像処理、CAD、3Dソフトなどを使った細かい作業をするときは、なるべくいい位置にモニターがあったほうが作業がはかどります。位置的にいうと、丁度枕に頭を乗せた時に目の前にくる位置です。
しかし、そうなってくるとモニターの位置を、さらに高くしてモニターがベッドの中心に来るぐらいまで位置を移動しなければなりません。
しかしこうなってくると、ベッド柵に取りつける方法では、高さも長さも足りません。日本国内のいろいろなメーカーのモニターアームもあさってみたのですが、スタンダードなアーム単体の機能では良いものが見付かりませんでした。そうなってくると、床からポールを立てるか、天井取付式のものを使うということになると思います。ただ、僕の部屋の場合、天井に取付けれる土台となりそうな物がなかったので、床からポールを立てて取りつけるという方法をとることにしました。
ポール式で取りつける場合、準備するものは以下です。
まずは床に固定して土台となるポールジョイントフランジ部品です。
![]() | ライブクリエータ ライブクリエータアーム用φ50.8径のポールジョイントフランジ部品。直径144mm、φ10x4つ穴にボルトネジを通して固定します。 |
PTS-2533より値段は高いですが、PTS-2535Cの方が強度があります。
![]() | ライブクリエータ ライブクリエータアーム用φ50.8径のポールジョイントフランジ部品。直径184mm、φ10x4つ穴にボルトネジを通して固定します。 |
次は床から建てるポールです。
![]() | ライブクリエータ ライブクリエータアーム用φ50.8径1219mm長ポール部品。 |
PTS-2324よりもさらに長いものもあります。
![]() | ライブクリエータ ライブクリエータアーム用φ50.8径1800mm長ポール部品。 |
最後は、モニターアームです。10kg以上の重たいモニターを付ける場合は、ARM-12AP50が良いのではないかと思います。
(※モニターアームはモニターの重さに合ったものを選ぶ必要があります。高荷重型に軽いモニターを付けると、モニター位置の保持が出来ません。)
![]() | ライブクリエータ 耐荷重11KG、6関節のVESA75,VESA100規格対応のポールに挟み込む内径φ50のポールクランプ式フレキシブルアームです。 |
僕の場合、今まで使っていたARM-12ACを流用するため、接合部分だけを購入しました。
![]() | ライブクリエータ ライブクリエータアーム用内径φ45~φ51ポールクランプ部品。 |
これを組み立てると次のようになります。
上から
全体
これの床部分をネジで固定しモニターアームを取り付ければ完成です。
![]() | ライブクリエータ 耐荷重11KG、6関節のVESA75,VESA100規格対応である机に挟み込むクランプ式フレキシブルアームです。 |
ライブクリエイターのアーム部品直販サイトのライブアームダイレクトには、他にもいろいろな部品があるので、いろいろ見てみるのもいいかもしれません。ただ、値段はメーカー希望価格のまんまなので、購入するには他の所で買った方がいいと思います。
さて、今回の設置方法の利点は
#組み立ててネジで固定するだけと簡単。
#ベッドの土台はネジ穴があかない。
#ある程度思った位置にモニターを取りつけることができる。
難点として
#床に穴があく。
#ベッド全体の高さを変えるとモニターの位置が変わる。
などが挙げられます。
この方法だと、簡単にモニターをある程度思った位置に取付れるのではないかと思います。
ただ今回、購入はしてみたものの、部屋の床に穴をあけるのが忍びないので、床に穴をあけず、ポールを使用したモニター設置をしようと思います。方法は前回の「ベッド柵に設置編」と、今回の「ポールで床に設置編」との複合技になるのですが詳細は次回。
いくら寝たきりといえど、普段寝てるだけで毎日を過ごすわけにはいきません。暇過ぎて発狂してしまいますから。そんな暇を解消する手段として、テレビなどを見るというのもありなんですが、やはりテレビはいつも見たい番組をやっているわけではありませんし、ずっと見ているとその内飽きてきてしまいます。
僕の生活では、そういった暇潰しに一番効果を発揮してくるのは、やっぱりパソコンです。以前は、車椅子に乗ったときだけ机に向かってパソコンをしていましたが、実際に車椅子に乗っている時間より、ベッドに寝ている時間が長いので、もう一つパソコンを購入しベッド側でもパソコンができるように設置することになりました。ただ、そう言った設置の時に一番難しいことの一つがモニターをどう使いやすく設置するかだと思います。
それで今回は介護用ベッドにいかにして設置するかを考えたいと思います。設置するモニターはワイド液晶のFlexScan S2410Wで重さは10.2kg。結構重たいモニターなので、このモニターが設置できれば大抵のモニターは設置できると思います。
まず、現在のモニターの設置状況です。
使用機材
#モニターアーム(ライブクリエータ 液晶モニタフレキシブルアーム(高荷重型) C型クランプ式 ARM-12AC)
(※モニターアームはモニターの重さに合ったものを選ぶ必要があります。高荷重型に軽いモニターを付けると、モニター位置の保持が出来ません。)
#モニター(FlexScan S2410W)
#パラマウントベッド
#ベッド柵
#幅30mm×高さ60mm×長さ800mmくらいの角材×2(およそ)
#幅400mm×高さ10mm×長さ800mmくらいの板(およそ)
#木ネジ
![]() | ライブクリエータ 耐荷重11KG、6関節のVESA75,VESA100規格対応である机に挟み込むクランプ式フレキシブルアームです。 |
これは、ベッド柵に角材で土台を作り、そこにモニターアームを取りつけるC型クランプを設置し、それを板でパラマウントベッドの木の土台に橋渡しをすることで強度をはかります。
パラマウントベッドの木の土台
まずは、ベッド柵に角材を取り付けます。ベッド柵の形状に合うように角材を加工し、クランプも取り付けれるように加工します。長めの木ネジでベッド柵を挟み込みように双方から固定します。
真上から見た状態
次に、角材とベッドの土台に板を渡し木ネジで固定することによって補強します。
角材に木ネジで固定
ベッドの土台にも固定
最後に、モニターをモニターアームに取り付けて、それをC型クランプに乗せ設置完了です。
この設置方法の利点は
#ベッド全体の高さが変化してもモニターの位置は変わらない。
#床や天井に固定しないので穴を開ける必要がない。
難点として
#角材を加工する必要があるのが面倒くさい。
#ベッドの土台には穴があく。
#取付た側の柵が取り外せなくなる。
#モニターの位置が一方に寄り、モニターの高さも低い。
などが挙げられます。
僕はこの設置方法で4年程使用してきて問題はなかったのですが、去年SmartNavを使い出してから、非常にモニターの位置が重要になってきたので、この取り付け方法で使っていると首が痛くなったり、作業効率もあまりよくないからモニターの設置位置を見直すことにしました。
今現在の位置から、もう少し右にし、モニター位置も高めに設置したいと思います。こうする事で、体の中心にモニターがきて、目線の位置の高さにモニターが来るので、首への負担も減り作業効率もがあるのではないかと思います。
ベッドの真ん中にくるよう設置
次回は、そのためのモニター設置です。