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【寝PC環境】介護用ベッドにPCモニターを設置する(ベッド柵にポールで設置編)

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前回、モニターアーム用のポールを床に設置してモニターを取りつける方法を書きました。ただ、その方法だと床に穴を開けなければなりません。僕は自分の部屋が好きなので、あまりそのお気に入りの部屋の床に穴をあけたくなかったので、別の方法をとることにしました。その方法は、前々回のベッド柵に設置する方法と、前回のポールに設置する方法を合わせた方法です。

まず準備するものは以下です。

前回のモニターアーム用のポール。
PTS-2324

ライブクリエータ
ライブクリエータアーム用φ50.8径1219mm長ポール部品。

モニターアーム。(※モニターアームはモニターの重さに合ったものを選ぶ必要があります。高荷重型に軽いモニターを付けると、モニター位置の保持が出来ません。)

ARM-12AP50
ライブクリエータ
耐荷重11KG、6関節のVESA75,VESA100規格対応のポールに挟み込む内径φ50のポールクランプ式フレキシブルアームです。

他にライブクリエータ製品を持っている場合は、PTS-2540などを購入し上物を乗せ代えてもいいと思います。

ライブクリエータ
ライブクリエータアーム用内径φ45~φ51ポールクランプ部品。


次に、薄鋼用のサドル。以下のようなやつです。
薄鋼用のサドル
これは、ベッド柵に設置する方法で書いたベッド柵に取り付けた土台となる板にモニターアーム用のポールを取りつけるのに使います。僕は「パナソニック電工 サドル(電気亜鉛めっき)(E51・C51):DS1651」を購入しました。内径が51mmのものなら、どのようなものでもいいと思います。ネットで購入する場合は、MonotaROヨナシンホームなどで買うことができます。

ポールとサドルと板の間に挟むゴムシート。2mmか3mmの厚さのものがいいのではないかと思います。
CNRゴムシート

十川ゴム

十川ゴム


あとは木ネジ。
木ネジ
必要なものは以上です。


取り付け方法は、ベッド柵に設置する方法で作ったベッド柵と木材の土台にサドルでポールを取りつけるだけです。ポールをサドルで取りつける際には、ポールとサドルと板の間に、適度な大きさに切ったゴムシートを挟みます。

以前作成した、この土台部分にサドルで取り付けます。

水平器などでポールが傾かないようにチェックしながら
水平器などでポールが傾かないようにチェック
板の土台部分にサドルで取り付け。
板の土台部分にサドルで取り付け
板の土台部分にサドルで取り付け

ポールとサドルと板の間にゴムシートを適度な大きさに切って挟みます。
ゴムシートを挟む
ゴムシートを挟む


あとは、モニターアームを取りつけるだけです。取り付けた状態が以下。
モニターアームを取り付けた状態
モニターアームを取り付けた状態
モニターアームを取り付けた状態
反対側から
モニターアームを取り付けた状態
モニターアームを取り付けた状態


この設置方法の利点は
#ベッドの高さが変化してもモニターの位置は変わらない。
#床や天井に固定しないので穴を開ける必要がない。
#ベッド柵に設置する方法よりもモニターがしっかりと設置されてグラつかない。
#ある程度好みの高さと位置にモニターを設置できる。

難点として
#角材を加工する必要があるのが面倒くさい、というか今回、紹介した方この中では一番面倒くさい方法。
#ベッドの土台には穴があく。
#取付た側の柵が取り外せなくなる。

などが挙げられます。


今回、モニターがベッドに寝たときの目線の中心にきたことで、首が疲れたり体が傾いたりすることもなく、作業効率が高まりました。非常に良い寝PC環境が出来たと思います。

ただ、人によっては環境もそれぞれです。最も自分に適した環境作るには、自分でモニターアームを購入するしかありません。ですので「良い寝PC環境を自ら構築したい」という方は次回。

つづく。

そうそう、せっかく購入したのに使用しなかったポールジョイントフランジ部品。

もったいないので、ヘルパーさんがノートを記入する時に使うペンのペン立てとして再利用することにしました。

3,000円以上もする高級ペン立てとなりました。

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