近頃、Webカメラを使った画像処理プログラムをやってみたくて、Webカメラを買おう買おうとずっと思っていたんですが、ようやく購入しました。購入の主な条件としては
#プログラムから使うので、誤動作を防ぐため、なるべく画質が良いもの
#だがしかし、なるべく値段の安いもの
#自分で調節することは出来ないので、オートフォーカス機能の付いたもの
#マイクが内蔵しているもの(これは特にこだわらない)
以上の四つ条件が合うものを探した結果、「ロジクール ウェブカムプロ 9000 QCAM-200SX」を買ってみました。QCAM-200SXは200万画素+オートフォーカス機能搭載の高性能Webカメラで、カールツァイス社製ガラスレンズ採用し、静止画最大800万画素の鮮明な画質を実現、マイク内蔵、最高峰のウェブカメラで、断トツの映像品質と評判でした。あと、OpenCV(コンピュータビジョン向けライブラリ)の参考書「OpenCV プログラミングブック
」や、ARToolKit(拡張現実を実現するためのライブラリ)の解説サイト「工学ナビ」などでロジクールのQCAMがお勧めされていたのも、購入の決め手になりました。
先日そのQCAMが家に届いたので早速使ってみました。今まで「Webカメラ=画質の悪いカメラ」という認識だった僕は使ってみてビックリ、かなり画質が綺麗です。昔、電波少年などで使用されていたCCDカメラと同等かそれ以上くらいの画質はあるような気がします。実際、200万画素ありますから昔の下手なコンパクトデジタルカメラよりは画質が綺麗です。静止画を撮ったり、録画したり出来るので、色々と面白い使い方が出来そうです。
で、実際静止画を撮ってみました。デフォルトの機能で静止画は320x240~3264x2248まで撮れ、かなり大きな解像度で撮れます。とりあえず、1600x1200で撮ってみました。撮ったのが以下。
ウェブカムプロ 9000 QCAM静止画サンプル(JPEG 画像, 1600x1200 px)
オートフォーカス機能+追従機能で、自動的に顔の肌色に反応して、ピント調節してくれます。明るさも自動調整してくれます。
動画サンプルはYouTubeに、たくさんアップされています。
室内
屋外
車載動画テスト
動画サイトにある動画は圧縮されていたりするので、動画サイトで見る動画と同等以上の画質の綺麗さはあると思います。これが7500円前後とは、便利な時代になったものです。
あとOpenCVで簡単なサンプルプログラムを動かしてみて遊んでいたんですが、顔認識、背景切り取り、色相変換、物体追跡、輪郭抽出などが手軽にできて予想以上に面白いです。もう1台PCがあるので、それ用にもWebカメラを購入しようと思います。今度は3000円ぐらいのを買ってみようと思います。
顔認識
AR(拡張現実)