まずは、最も簡単な方法。音はそれなりだけど、最も手軽で安価な方法です。
必要なものは以下の二つ。
①サウンドに体をした出力(最近のパソコンなら大抵ついている)
②アクティブスピーカー二つ以上(アンプ内蔵のスピーカー)
①は、パソコンの裏側に以下のような配色のアナログ端子口があるかを見ます。
各端子の役割は以下。
●センタースピーカー/サブウーファ出力端子(オレンジ色)
●リアスピーカー出力端子(黒色)
●サイドスピーカー出力端子(灰色)
●ライン入力端子 (青色)
●フロントスピーカー出力端子(緑色)
●マイク入力端子 (ピンク色)
上のような端子がない場合やノートパソコンの場合、以下の商品を接続することによりサラウンドに対応させることができます。
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②のスピーカーは、パソコンを新規購入した時についてくるようなスピーカーでも十分です。うちで試したのは以下ようなスピーカで、USB接続のものでも使えます。
(今現在使用しているスピーカーと組み合わせて、6chにできます。※ウーハー機能はなし)
とりあえずサラウンド(4ch)にするには最低2組のスピーカーが必要です。さらにスピーカーが余っている場合は、目当ての端子に増設していけば手軽にチャンネルを増やせるので、4組あれば8ch(7.1ch)にまでできます。
余っているスピーカーがない場合は、以下の商品が今のところ最も安価で手軽だと思います。
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あとは、目的の出力にスピーカーを差して(2組のスピーカーの場合は、フロントとリアに差す等して)、ベッドの周りに以下のような感じでスピーカーを配置します。ケーブルの長さが足りないときは、USB延長ケーブルや、ミニプラグ延長ケーブル
などが必要になります。
※サウンドカードよっては、「ライン入力」が「リアスピーカー出力」になってしまう場合があるので注意が必要です。思ったように出力されない場合は、スピーカーを端子に差して、実際に音を出して試すとわかりやすいです。
最後に音調整です。「コントロールパネル」の「サウンドとオーディオのデバイス/オーディオタブ/音の再生」でサウンドデバイスを設定した後、サラウンドに対応したDVDを流しながら、「サウンドデバイスの設定画面」もしくは「ボリュームコントロール」等から音量調節し、うまくサラウンド効果が出るよバランスを調整します。
この方法は、出力端子と余っているスピーカーさえあれば、費用を全くかけず、しかも手軽に、それなりのサラウンド環境を構築できるのが最大の利点です。音は本格的なサラウンドシステムと比べれば当然劣りますが、今まで2chで見ていたDVDの音が前後から挟まれるように聞こえるだけで、それなりの効果はあると思います。
ただ、PC環境でも、音質を求めたいのであれば、それなりの費用が必要です。僕の場合、いつも寝ているベッドなので多少費用はかかっても、なるべく良い音にしたかったので次の方法をとりました。
次回に続きます。
ベット周り音響向上計画(音質編)