記事一覧

【寝PC環境】介護用ベッドにPCモニターを設置する(ベッド柵に設置編)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

いくら寝たきりといえど、普段寝てるだけで毎日を過ごすわけにはいきません。暇過ぎて発狂してしまいますから。そんな暇を解消する手段として、テレビなどを見るというのもありなんですが、やはりテレビはいつも見たい番組をやっているわけではありませんし、ずっと見ているとその内飽きてきてしまいます。

僕の生活では、そういった暇潰しに一番効果を発揮してくるのは、やっぱりパソコンです。以前は、車椅子に乗ったときだけ机に向かってパソコンをしていましたが、実際に車椅子に乗っている時間より、ベッドに寝ている時間が長いので、もう一つパソコンを購入しベッド側でもパソコンができるように設置することになりました。ただ、そう言った設置の時に一番難しいことの一つがモニターをどう使いやすく設置するかだと思います。

それで今回は介護用ベッドにいかにして設置するかを考えたいと思います。設置するモニターはワイド液晶のFlexScan S2410Wで重さは10.2kg。結構重たいモニターなので、このモニターが設置できれば大抵のモニターは設置できると思います。

まず、現在のモニターの設置状況です。
ARM-12ACでモニター設置
ARM-12ACでモニター設置

使用機材
#モニターアーム(ライブクリエータ 液晶モニタフレキシブルアーム(高荷重型) C型クランプ式 ARM-12AC
(※モニターアームはモニターの重さに合ったものを選ぶ必要があります。高荷重型に軽いモニターを付けると、モニター位置の保持が出来ません。)
#モニター(FlexScan S2410W)
#パラマウントベッド
#ベッド柵
#幅30mm×高さ60mm×長さ800mmくらいの角材×2(およそ)
#幅400mm×高さ10mm×長さ800mmくらいの板(およそ)
#木ネジ

ライブクリエータ
耐荷重11KG、6関節のVESA75,VESA100規格対応である机に挟み込むクランプ式フレキシブルアームです。


これは、ベッド柵に角材で土台を作り、そこにモニターアームを取りつけるC型クランプを設置し、それを板でパラマウントベッドの木の土台に橋渡しをすることで強度をはかります。
ARM-12ACでモニター設置
パラマウントベッドの木の土台
パラマウントベッドの木の土台

まずは、ベッド柵に角材を取り付けます。ベッド柵の形状に合うように角材を加工し、クランプも取り付けれるように加工します。長めの木ネジでベッド柵を挟み込みように双方から固定します。
ARM-12AC設置土台
ARM-12AC設置土台
真上から見た状態
ARM-12AC設置土台

次に、角材とベッドの土台に板を渡し木ネジで固定することによって補強します。
角材に木ネジで固定
角材とベッドの土台に板を渡し木ネジで固定
角材とベッドの土台に板を渡し木ネジで固定
ベッドの土台にも固定
角材とベッドの土台に板を渡し木ネジで固定

最後に、モニターをモニターアームに取り付けて、それをC型クランプに乗せ設置完了です。
モニターをモニターアームに取り付けて、それをC型クランプに乗せ設置完了

この設置方法の利点は
#ベッド全体の高さが変化してもモニターの位置は変わらない。
#床や天井に固定しないので穴を開ける必要がない。

難点として
#角材を加工する必要があるのが面倒くさい。
#ベッドの土台には穴があく。
#取付た側の柵が取り外せなくなる。
#モニターの位置が一方に寄り、モニターの高さも低い。

などが挙げられます。

僕はこの設置方法で4年程使用してきて問題はなかったのですが、去年SmartNavを使い出してから、非常にモニターの位置が重要になってきたので、この取り付け方法で使っていると首が痛くなったり、作業効率もあまりよくないからモニターの設置位置を見直すことにしました。


今現在の位置から、もう少し右にし、モニター位置も高めに設置したいと思います。こうする事で、体の中心にモニターがきて、目線の位置の高さにモニターが来るので、首への負担も減り作業効率もがあるのではないかと思います。

ベッドの真ん中にくるよう設置
ベッドの真ん中にくるよう設ベッドの真ん中にくるよう設

次回は、そのためのモニター設置です。

介護用ベッドにPCモニターを設置する(ポールで床に設置編)

タグ:寝PC環境 モニターアーム 環境 環境制御 パソコン操作

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://netakiri.net/diary/diary-tb.cgi/224
スポンサーリンク
 

トラックバック一覧