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ヘッドバンドで脳波を測定し、それを元にアプリなどを自作できるデバイスが出たらしい

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前回の記事で念じるだけで操作できるロボットアームについて書いたけど、今回はそういったものが自作できるかもしれないという話。

米NeuroSky社が、頭に巻くだけで脳波を計測できるヘッドバンドを開発し販売しているようです。日本での販売は、東京デバイセズ。


【脳波アプリ自作に】NeuroSky社チップ搭載 脳波測定ヘッドバンド: 東京デバイセズ

これを使うことにより独自の脳波アプリ・脳波デバイスの開発が可能だそうです。搭載されているNeuroSky製のチップは玩具をはじめとして、多くの製品での採用実績があるそうです。
値段も15,540 円ということで、思ったより安い。

今、iRemoconを音声操作して家電を操作するアプリを作っているけど、これに脳波操作機能とかがあっても面白いかも。実際どのくらい実用性があるかはわからないですが。

主なスペック

■B3-Band 特徴
・米NeuroSky製チップ内蔵
・Bluetooth 2.0 SPP接続
 PC,スマートフォン(Android)からはシリアル通信として制御可能
・リチウムイオン充電池内蔵
 USBケーブルによる充電
・90日保証

■測定可能データ
・生波形(12bit)
・信号品質(0-200)
・デルタ波(0.5-2.75Hz)
・シータ波(3.5-6.75Hz)
・低アルファ波(7.5-9.25Hz)・高アルファ波(10-11.75Hz)
・低ベータ波(13-16.75Hz)・高ベータ波(18-29.75Hz)
・低ガンマ波(31-39.75Hz)・中ガンマ波(41-49.75Hz)
・集中度合(1-100)
・安静度合(1-100)

■仕様
・本体重量:約100g
・外形寸法:54 x 25 x 17 mm
・使用電源:DC3.7V
・消費電力:115mAh
・サンプリングレート:512Hz
・ADC:12bit
・UART Baudレート:57,600 Baud
・SPPスループット:9,600 Baud
・S/N比:>70dB

・メーカ: (株)Thket

■Developer Toolの入手先
Windows / Mac OS X / Linux
Android


セット内容は、本体、ヘッドバンド、ドングル、充電ケーブル。

電極はヘッドバンドに2点・耳に1点の計3点。

Bluetooth搭載により無線で脳波の波形を出力。リチウムイオン電池で最大2時間連続で駆動。

脳波の情報は、シリアル通信(COMポート、シリアルポート)で取得。プログラムを書ける方なら、簡単に脳波のデータを扱うことが可能。

開発に必要な情報は米NeuroSky社のページから無料で入手可能。サンプルコードや、通信プロトコルは、Developer Toolの中のマニュアルに記載。


米NeuroSky社の脳波を使用するその他の商品。


上の動画を見る限りでは、そこまで難しいことはできそうもないですけど、おもちゃ程度のものを作るにはいいかもしれません。

脳波で動く猫耳のみたいなのとか。

タグ:PCデバイス

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