v0.6.59.13以降で、音声認識は使えないようにしてあります。Vista以降の音声認識は、実際の生活に合わせて使ってみたところいまいち使い勝手が悪くて;Vista以降で使用する場合は、VMware Playerなどで、仮想XP環境を構築して、そこから利用するという方法を取った方がいいかもしれません。OSが、Windows 7 Professional、Enterprise、Ultimateの場合は、わざわざXPを用意せずともXP Modeで使用できます。
只今、Vista以降の音声認識エンジン8.0でも問題なく音声認識機能が使用できないか調査中。
音声認識エンジン8.0を使用するには配布ページからバージョン0.5.xx.xx以降をダウンロードして使用する必要があります。
まず「コントロールパネル」を開き、「コンピューターの簡単操作」を開く。
「音声認識」を開く。
最も簡単な方法としては、この「音声認識」にある「音声認識の開始」を押して音声認識を起動するだけで使います。(マイクなどのセットアップをしてチュートリアルは飛ばしてもOK)これだけでも、結構な精度で認識してくれますが、以降はもう少し認識精度を上げるための設定を方法を書きたいと思います。
設定が面倒くさい場合は、一度この状態で設定を終えて音声認識を試してみるといいかもしれません。認識精度が悪かった場合は、後から精度を上げるトレーニングを行うこともできます。
「高度な音声オプション」を開く。
すると以下のような「音声認識のプロパティ」が表示されます。
「言語」に「音声認識エンジン 8.0」が選択されているの確認してください。
デフォルトの設定でも、構わないのですが、今回はKotoshiro用の設定を新たに作りたいと思います。「新規」ボタンを押してください。
すると、以下のようなダイアログが表示されますので、好きなプロファイル名を付けてください。
「OK」ボタンを押すと、「マイクのセットアップウィザード」が表示されます。ご使用の環境に合わせてマイクの設定を行ってください。
マイクの設定を終えると新しくプロファイルが作成されます。
一応これだけでも、Kotoshiroを使用することはできますが、万全を期すため音声認識のトレーニングも行いたいと思います。
「プロファイルのトレーニング」ボタンを押してください。
すると「音声認識トレーニング」が表示されます。「次へ」を押すとトレーニング開始されます。
表示されるトレーニングテキストをマイクに向かって声を出して読み上げてください。
トレーニングテキストを読み上げていくと、トレーニングの進行状況が進んでいきます。
大体5分から10分テキストを読み上げると、トレーニングが終了します。
トレーニングが終了した状態。これだけ行えば、かなりの精度でKotoshiroを音声利用できると思います。最初からさらに音声認識の精度を上げておきたい場合は引き続き「追加のトレーニング」ボタンからトレーニングを続行してください。
あとは、音声認識を開始させます。「コントロールパネル」から「音声認識の開始」を実行してください。
すると、デスクトップに以下のようなフォームが表示されます。
この状態になったら配布ページからバージョン0.5.xx.xx以降をダウンロードして解凍し中にあるKotoshiro.exeを実行してください。
以下のようなフォームが表示されたら試しに「コンピューター、時間」と発声してみてください。
現在時刻の音声が返されます。
すると先程のフォームには以下のように表示されます。
「コンピューター、テレビ点けて」というボイスコマンドを実行したとき。
「コンピューター、テレビ消して」というボイスコマンドを実行したとき。
上のよな音声認識フォームが邪魔な場合は、右下の最小化ボタン押すとタスクトレイに隠れてくれます。
こんな感じで、Windows8、7、Vista環境でもKotoshiroは利用できると思います。多分。もし何か不具合がありましたら、コメント、メール、もしくは@MrYhiraなどに不具合報告を書き込んでいただけると幸いです。
続き:リモコンの登録の仕方