Windowsの音声認識も結構精度がいいですが、まだまだ本家音声認識ソフトのドラゴンスピーチなどにはかないません。
ここでは、高性能なドラゴンスピーチのボイスコマンド機能を使って、Kotoshiroを操作する方法を紹介します。
ここの手法を行うには、当然ながらドラゴンスピーチ11もしくはドラゴンスピーチ11Jが必要です。
Kotoshiro側の設定
まずは、Kotoshiro側でホットキーの設定が必要です。以下を参考に、呼び出しキー、最小化キー、ショートカットキーを設定してください。
リモコンをキーボードでザクザク操作変更できるようにしたので、そのやり方
今回は、以下のように設定してみました。
テレビリモコンのショートカット設定
コマンド実行後に音声による返信が欲しい場合は、オプションから「ショートカットキーで動作時に返答を返す」にチェックを入れてください。
設定し終わったら、ドラゴンスピーチ側の設定です。Kotoshiroを動かしたままだと誤動作してしまうので、一旦、Kotoshiroアプリを終了してください。
ドラゴンスピーチ側の設定
今回は、テレビリモコンの電源ボタンを押す設定をしてみたいと思います。
ドラゴンスピーチメニューから「ツール」→「新規コマンドの追加」を選択してください。
すると以下のマイコマンドエディタが表示されます。
マイコマンドエディタに次のように入力します。
まず、コマンド名を入力します。
今回、ドラゴンスピーチにテレビ電源を操作してもらうので「ドラゴンテレビ電源」としました。
コマンド名を入力すると、「トレーニング」ボタンを押してコマンドのトレーニングをしてください。
次に「コマンドタイプ」を「マクロの記録」にしてください。
「記録」ボタンを押して、
Shift+Ctrl+A
P
Shift+Ctrl+B
と入力してください。
「マクロの記録」でなくても、「ステップ・バイ・ステップ」から
Shift+Ctrl+A
P
Shift+Ctrl+B
と、登録してもOKです。
「保存」ボタンを登録すればボイスコマンドが登録されます。
最後に、ドラゴンスピーチのモードを「コマンドモード」にしておけば、音声コマンドのみ拾ってくれます。
あとは、ドラゴンスピーチのマイクをオンにし、Kotoshiroを起動し「ドラゴン、テレビ電源」発声すればリモコン操作できます。
ドラゴンスピーチでのKotoshiroの使用について
ドラゴンスピーチでKotoshiroを使用する場合、Windowsのものより認識率が高くなりますが、次のような難点もあります。
・登録が面倒くさい
・ドラゴンスピーチの「コマンドモード」とかの切り替えが面倒臭い
と、あまり実用的ではありませんが、一応やり方を残しておきます。