僕はほとんどいつもベットで寝ながらパソコンをしています。寝ながらパソコンしていると、凄くリラックスした姿勢でパソコンができるので、なんだか布団の上にいる安心感と堕落感が入り混じって、なんだかよくわからない充足感が得られます。
ただ、寝ながらパソコンとなるとだいたいこのような感じのモニター配置になるでしょう。
こういった寝PC環境の最大の難点は「モニターが遠いので文字がとても見づらい」と言うことです。
普段、机などでパソコンしている人は50センチぐらい下がってモニターを見ている感じになります。たった50センチですが、これがものすごく見づらいです。
以下では、モニターのフォントを少しでも見やすくできるような設定やソフトをいくつか紹介していきたいと思います。寝ながらパソコンしているわけではなくても、視力が弱ってきた方などにも有効だと思います。
ClearTypeフォントを利用する
ClearTypeフォントとは、フォントのエッジを取り除き滑らかにして表示することによって文字の可読性をあげるXPから追加されている機能です。 Windowsによってはデフォルトではこの機能が有効化されていない場合もあるので、設定した覚えがない方は1度確認してみるといいかもしれません。
設定の仕方は以下です。
[コントロール パネル]を開く。右上の検索ボックスに「cleartype」と入力し、[ClearType テキストの調整] をクリックします。
場所で言うと「コントロール パネル > デスクトップのカスタマイズ > ClearType テキストの調整」にあります。
「このClearTypeを有効にする」にチェックを入れてください。
あとは「次へ」を押していきながら5回ほど読みやすいフォントを選択していくだけです。
有効前と有効後では文字の鮮明度がはっきりと違います。
有効前
有効後
個人的には、いつも使い慣れている「Cleartypeフォント & MSゴシック系フォント」が使いやすいです。 それ以外だったら「Cleartypeフォント & メイリオフォント」 の組み合わせなんかも好きです。
さらに詳細なフォントの設定をするならMacType というソフトで詳しく設定できます。 (コメント欄にて教えていただきました。)
メニューなどのサイズを変更する
僕の場合はデフォルトで不便がないので、まだ使用していないのですが、ウインドーのメニューなどの文字が小さくて見づらい時は、[テキストやその他の項目の大きさの変更]を行うと良いと思います。
場所は「コントロール パネル > デスクトップのカスタマイズ > テキストやその他の項目の大きさの変更」にあります。
とりあえずこれの「すべての項目のサイズを変更する」を中あたりにするとWindowsアプリの文字がかなり見やすくなると思います。
特定の場所のみ大きくしたい場合は「テキストサイズのみを変更する」オプションを設定すれば以下の項目を個別に設定できるようになります。
僕も視力が衰えてきたらそのうち使うことになるでしょう。
ブラウザのフォントの大きさの設定
Internet Explorerも、 Firefoxも、 Google chromeも以下のようにデフォルトでテキストサイズ変更機能があります。
Internet Explorer
Firefox
Google chrome
これらの機能は手軽にウェブサイトの文字を大きくできるので便利です。ただ、すべてのウェブサイトが等しくズームされてしまうので、これが多少不便。例えば、スタイリッシュすぎるサイトや、外国の英字のサイトの文字は、ものすごく小さかったりするので、そのサイトだけで文字を大きくしたいということがあると思います。
そういったとき僕は、サイトごとに個別に文字の大きさを設定できるFirefoxアドオンのDefault FullZoom Levelを利用しています。
サイトごとに倍率を設定してしまえば、次回からは設定した倍率でページを読むことができます。
とりあえず、これらの設定を押さえておけば、とりあえず文字の小ささで悩む事はほとんどなくなると思います。何か他にも良い方法があったら、よろしかったら教えてください。
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