近頃めっきり寒くなって、部屋の空気も乾燥してきました。そろそろ加湿器を出すシーズンだなと思いましたが、先シーズンで愛用の加湿器が壊れたことを思い出し新しく購入することに。
加湿器については以前、使い勝手の良い加湿器でも書いたんだけど、寝たきりで面倒くさがりの自分が購入するには、フィルターの交換、掃除の手間がかからず、煮沸するためミストが安全なスチーム加湿器が1番ではないかと思います。
それで去年まで使っていたのが、スチーム型ペットボトル式加湿器 でした。これも、とても手軽に使えて良い加湿器だったんですが、長いこと使っていると水道水のカルキが底にたまって動作しなくなるので、掃除をしなくてはなりません。
ただ、掃除をするにしてもカルキが固まったものは石のように硬く、また掃除する箇所も入り組んだところにあるので、なかなかうまく掃除ができません。スチーム型ペットボトル加湿器は、掃除の頻度こそ少ないのですが、一回の掃除に結構手間がかかるので、今度は掃除の手間がほとんどかからない加湿器にしようと、「象印 加湿器 EE-RD50-HA 」を購入することにしました。
![]() | 象印 湿度&温度センサーが湿度を感知してぴったり湿度に自動でコントロール。 |
寝たきりにとって使い勝手の良い加湿器でも書いたのですが、このタイプの象印加湿器は、さっと洗いやすい構造になっている上に、掃除もシーズンも終わりにクエン酸を入れて、沸騰させカルキ成分を取る程度で良いので非常に手軽です。容量も3リットルあるので水を継ぎ足す手間もあまりかかりません。
![]() | 象印 メーカー問わず、電気ポット・加湿器内容器の洗浄に使えます。 |
それで、実際に注文して届いたのが以下です。まずは本体。
思っていた以上にデカくてびっくりします。よくある電気ポットよりも一周り大きいです。
そして配線。誤って足を引っ掛けてしまっても、すぐに抜けて転倒を防ぐ作りになっています。
中身はこれだけ。線を差して繋ぐだけなのでて誰でも手軽に設置できます。
操作パネルは以下。
「入/選択」ボタンを押すだけで基本的な動作は全てできます。温度が変わっても適切に加湿する「うるおいプラス」機能、子供がボタンに触っても大丈夫なように「チャイルドロック」ボタン、部屋の状態が一目でわかる「湿度モニター」機能がみてとれます。
蓋を開けた状態。
広い口なので、手入れが簡単。またフッ素加工内容器なので汚れがこびりつきにくくなっています。
蓋は次のようになっていて誤って転倒させても大丈夫なように「転倒湯もれ防止」機能が付いています。
蓋とタンクがしっかり密着するように出来ているので、倒してもあまりお湯がこぼれない作りになっています。
蓋を開けるには次の写真のように、ロックを解除しつつレバーを引く必要があるので幼い子供が間違って開けてしまうのを防ぐ配慮がなされています。
実際に数日使ってみましたが、実に手軽ですね。毎日水を入れて、ボタンを押すだけ。掃除などの手間がかからないので、メンテナンスの煩わしさがありません。
ただ、象印のスチーム加湿器を使用するにあたっての注意点をいくつか以下に挙げておきます。
□他のタイプの加湿器よりも、電気代が高い。
□加湿時の音がうるさい。
□本体が思っていたよりデカイ。実際購入してみると想像していたよりもデカく感じます。
□本体がデカイので、水道に水を入れに行くのが多少めんどくさいかもしれない。
電気代が高い、加湿時の音がうるさいというのは、スチーム型加湿器である限り仕方がないことですね。その代わりとして、メンテナンスの手軽さ、加湿ミストの安全性があると思います。ここら辺は、「コスト・利便性・安全性」を取るか「値段の安さ・静音性」を取るかになると思います。僕の場合は、面倒くさいの嫌なので前者を選択したことになります。
で、本体は本当にデカイですね。部屋が狭い場合はサイズをよく考慮した方がいいと思います。それで、本体の大きさから水道で水を入れるとき、かさばるかもしれませんが、僕の場合は次のような水マスを購入して、継ぎ足す感じで使用しています。そうすると、手軽に注水できます。
![]() | 耐熱温度:70℃※3000ccのみポリカーボネイト製 |