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【暑さ対策】風が背中を通り抜けるエアコンマット「そよ(SOYO)」を衝動買い

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先日、埼玉の熊谷市で39.8度を記録したりして日本各所で高い気温を記録しました。僕の住んでいる地域でも例に漏れず当然暑く、寝たきりの僕には厳しい日となりました。暑くなると、何が厳しいかというと、普段ベッドに寝ている時間が長いもんで、常にベッドに接している背中が熱暴走したPCのように暑くなってしまうことです。これは、クーラーや扇風機で風をあてても、風のあたる表面だけ熱が下がるだけで背中などは熱いまま、逆に体温のバランスが崩れて体調崩してしまうということも。

そんなこんなを解消するために去年は、冷却ジェルシートなんかも試してみたんですが、効果があるのは最初の1時間だけと不発に終わりました。最初は冷やっとして気持ちいいんですけど、1時間後以降は「生ぬる~い液体の上に、ただただ漂っている」そんな気持ち悪さがあるんですよね。ジェルがあるため湿気も抜けず、さらに不快感も増しますし…。そこで今年は、前回の失敗を踏まえて、もっと継続的に冷却効果を発揮する寝具を買おうと考え、以前から気になっていた「エアコンマットそよ(SOYO)」を買ってみることにしました。

アテックス
マット内にこもった熱や湿気を効率よく排出。ファンは静音設計で睡眠を妨げません。サイドのWメッシュ部は空気を内部に吸い込む構造となっています送風は (強・中・弱)3段階調節。タイマーは(6・8・10時間)の3段階で設定できます。マットは着脱できて洗濯機で丸洗い可能。

このSOYO、ファンを使ってマット内に風を通して熱や湿気を排気し、表面をさらさらの状態に保つ循環効果があるので、ずっと使っていてもマットが熱を持って熱くなることがないという冷却寝具。ファンを回すので電気が必要ですが、一番電気代がかかる設定で1日8時間使用しても、約0.3円の省エネ設計となっています。ですのでクーラーで部屋の温度下げるよりも遥かに経済的でもあります。

他にも同種の商品として「風眠」、「エアロスリープ」などがあったのですが、値段の安さと手軽な大きさからSOYOを選択しました。

omezame
TVで紹介され大人気の空調ベッド!不快な熱や湿気を風の力で吹き飛ばす。暑~い夏でもサラッサラ。

西川産業
敷き布団の上に敷くだけで、体の下を通り抜ける優しい風が発汗などによる湿気や熱を追い出して、心地よい眠りの環境をつくりだします。


SOYOが、どのようにして心地良さを保つのかの原理は以下。
エアコンマットそよ(SOYO)
マットの中にあるスペーサーと呼ばれる空気の通り道を、ファンが起こす風が通りぬけることで、背中が常に空冷状態となり、冷却効果を持続します。

クッション性能、電気料金などは以下。
エアコンマットそよ(SOYO)
一般の敷き布団と比較して、温度で約-2度、湿度となると約-47%の効果があるようです。電気代が非常に安いのもいいですね。

その他構造・機能。
エアコンマットそよ(SOYO)

この十数年、寝苦しい夏の夜の暑さだけには、ほとほと困り果てていたので、この「エアコンマットそよ(SOYO)」には、大いに期待したいと思います。

実際に使ってみた感想は次の機会に書きたいと思います。

続き:エアコンマット「そよ(SOYO)」が届いたので使ってみました(1)

タグ:SOYO 暑さ対策 うつ熱 環境制御

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安くて手軽なペットボトル式加湿器(レビュー)

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今まで計4年程使用していた、山善のKP-A051タイプの加湿器が、とうとうカルキの溜まりすぎにより、使い物にならなくなったので、新しく同タイプの山善ペットボトル式加湿器を購入しました。

左から、掃除用ブラシ、カルキフィルタ、ペットボトル用のアダプターキャップ、本体です。

主な特徴
#小さくても本格派の最大加湿量200ml/h
#水を沸騰させて蒸気を発生させるスチーム式加湿器
#ペットボトルのセットに必要なアダプターキャップが2個付属
#500mlまでのペットボトルで使用可能(一部つかえないペットボトルがある)

何と言っても、この加湿器の最大の売りは安さでしょう。使えなくなったら、新しく買い替えても2,000円弱ならさして痛くもありません。僕が前使っていたのは、4年ももちましたので十分働いてくれました。

あと、ペットボトル式なので水補給が、とても手軽に行えます。ただ、メーカー推奨の500mlペットボトルだと、2時間半しか加湿出来ません。しかし、900mlペットボトルを使うと、4時間半もつので、より一層手間が省けます。900mlペットボトルは、個人的にいくつか試しましたが、「ネスカフェ」みたいなコーヒーのものが丈夫でよかったです。ただ、900mlペットボトルはメーカー推奨ではないので注意が必要です。

同じタイプの加湿器を買ったことにより、アダプターキャップが増えて4タンク体制で、水の運用ができるようになったんで、水を補給しに行く手間が多少減りました。

自分で管理ができない僕にとっては、加湿器は手間がかからない程楽でいいです。

※最大加湿量が200ml/hと少し少なめなので、部屋の中を高い加湿状態にしたい場合は、他の強力な加湿器をお薦めします。

タグ:家電 環境 加湿器 レビュー

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リモコンのない家電をリモコン操作

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寝たきりにとって、必要不可欠なアイテムの一つと言えばリモコンです。理由は、言わずもがななんですが、わざわざ不自由な体で家電のある場所に行って操作しなくてもいいからです。ただ、世の中にある家電の中にはリモコンの付いてないものもあるわけで。そういった、リモコンのない家電を無理矢理操作するのが、赤外線リモコンコンセント「OCR-05」です。

オーム電機
コンセントと電気器具の間に設置するだけで、電気器具をリモコンでON/OFFできます。


OCR-05の主な特徴は

#コンセントと電気器具の間に設置するだけで、電気器具をリモコンでON/OFFできる。
#面倒な配線や工事などはまったく必要ない。
#換気扇など、スイッチの位置が悪く操作しづらい電気器具も、このリモコンがあれば、離れたところかららくらく操作。寝室やお年寄りの部屋にも最適。
# リモコンのパネル部には蓄光塗料を使用。暗闇で光る。

などです。製品の仕様上、電源のON/OFFぐらいにしか使えませんが、間接照明、換気線、電気ヒーター、古い扇風機などの単純な家電には結構役立ってくれそうな気がします。それに、I/Oを直接操作するよりは、遙かに楽そうです。

続き:リモコンのない家電を、コンセントのON/OFFで操作できるようにする「リモコンコンセントOCR-05」

タグ:リモコン 家電

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寝たきりにとって使い勝手の良い加湿器2

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前回:寝たきりにとって使い勝手の良い加湿器1

前回、色々な加湿器のタイプを見て、その中で僕が1番寝たきり者に合っていると思った「スチーム式加湿器」ですが、スチーム式にも色々あるので、そのなかで最も手入れに手間のかからなそうなものを探してみました。加湿の衛生面は、スチーム式はどれも沸騰した水蒸気を使うので、差がないので考慮してません。

ネットで色々調べてみた結果、加湿器有名メーカーで1番手間がかからなそうなものは、ZOJIRUSHI スチーム式加湿器です。中でも水タンクの容量の大きいEE-RA50-HAが楽そうです。

EE-RA50-HAEE-RA50-HA掃除

EE-RA50-HAは電気ポットのような形状で、…というか構造がほぼ電気ポットなので、ほとんど手入れをする必要がありません。手入れをするにしても蓋を開いて、さっと洗いやすい構造になっていて、シーズンも終わりにクエン酸を入れて、沸騰させカルキ成分を取る程度でいいくらいの手軽さです。また、Wセンサーで自動運転ノドにうるおい「のどバリア」 「湿度センサー」「室温センサー」が体感湿度(人が感じる湿度)を感知し、ノドへのぴったりなうるおいを自動コントロールしてくれるので、加湿しすぎで、部屋のカビを育成という心配もほぼありません。

ただ、難点を言っておくと、他の加湿器に比べて電気代がかなり高いです。しかしこれは、手間のかからない対価と言ってもいいでしょう。あとは音です。煮物料理のような煮沸音がします。音が気になる人には向いていません。あと注意しなければいけないのは、小さな子供がいる家です。最高で3リットルの煮沸した熱湯がタンクに入っているわけですから、子供が変な触り方をすると、火傷の恐れがあります。もちろんEE-RA50-HAには、転倒時、お湯がこぼれる量を最小限に抑える機能も付いていますが、小さな子供は大人の考えないことをするので、注意が必要です。他には、サイズがやたら大きい、タンクを外して給水できないという意見もありました。


ワンシーズンに数回の手入れすら面倒な僕のようなぐうたら気質の人には、ペットボトル式スチーム加湿器もお勧めです。僕は、山善の山善 ペットボトル式加湿器 KP-A051(A)の旧タイプを使っています。

山善加湿器KP-A051山善加湿器KP-A051

もちろん、ペットボトル式加湿器も長く使おうと思えば手入れが必要ですが、値段が2000円以下と安いので、ワンシーズンごとに買い替えるということもできると思います。僕は、そのつもりで全く手入れをしないで使っているのですが、もう3シーズン使用しています。自動コントロール機能などは無いですが、加湿量が200mL/hと少ないので、ある程度の大きさの部屋なら加湿しすぎの心配もいりません。

ただ、ペットボトル式スチーム加湿器の難点は、水タンクが500mlのペットボトルなので、2時間半程度で水を補給しなければ、いけないところです。けれど山善のKP-A051タイプの加湿器は、アイスコーヒーや伊藤園の充実野菜などで使われている900ml~930mlのペットボトルを使うことができます。(※メーカー推奨は500mlペットボトルなので、ご使用は自己責任で)

山善加湿器KPK-200(WG)山善加湿器KPK-200(WG)1Lペットボトル

これで5時間弱の連続加湿が可能になります。僕はこれを、ベッド横に置いて、湿度計を見ながら、湿度が低くなってきたらスイッチを入れて局所的に使用しています。


色々今回は、手間がかからない加湿器に重点を置いて書いてきましたが、結局加湿器は手入れをしっかりする人がいれば、好きなタイプのものを買っていいと思います。あと、部屋の暖房がエアコンではなく水蒸気も発生して暖房する石油式ファンヒーターやストーブを使っている人は必要ないですし、世の中には、乾燥していても加湿器の必要のない人も大勢いますから乾燥を感じない人は、無理に買う必要もないと思います。

タグ:家電 環境 加湿器

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寝たきりにとって使い勝手の良い加湿器1

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冬真っ盛り、エアコンをフル回転させている部屋などでは空気が非常に乾燥する時期です。僕の部屋でも、湿度が30%以下と乾燥し、朝起きると喉が痛かったり、鼻の穴の粘膜が乾燥して痛かったり、唇がヒビ割れたりします。また、湿度40~50%以下だと、ウィルスの生存率も上がり病気にかかりやすくなります。

そういった対策として、加湿器を使うと良いのですが、加湿器は家電の中でも、何かと手入れに手間のかかる電化製品です。寝たきりの僕などは、手入れができないので、人に頼むことになるのですが、頻繁に手入れをお願いするのは、やはり気がひけます。それに、加湿器は使い勝手を誤ると、逆に体に悪かったり、部屋にカビが繁殖する原因にもなります。そこで、手入れに手間がかからず安全な、寝たきりにとって使い勝手の良い加湿器を考えてみたいと思います。

まず、加湿器と言ってもすぐには色々あり、家庭用では主に次の4タイプがあります。

□スチーム(ファン)式
電熱により水を沸騰させ、そのスチームを送風機(ファン)によって放出・拡散させるもの。
□超音波式
超音波によって水を微細な粒子にして放出するもの。
□気化式(ヒーターレスファン式)
送風機により水を含んだ目の粗いスポンジ状のフィルターや不織布などに空気を通して加湿するもの。
□ハイブリッド式
基本的には気化式であるが、湿度が低下した場合に他の方法に切り替えるもの。気化フィルターに含ませる水をお湯にするものや、電熱により送風する空気を温めてフィルターを通すものなど。


結論から言うと、手入れや安全性の面から考えて、この中で寝たきりに1番使い勝手の良いのは『スチーム式』だと思います。スチーム式は、これらの中では1番手入れに手間がかからず、放出されるのは蒸留水のため衛生的だからです。

「超音波式」は、水の粒子を噴出するので、水に含まれるもの全てが空中に放出されます。つまり、貯水タンクなどに沸いた雑菌などを、そのまま空気中にばらまいてしまいます。ですので、体の弱い僕のような寝たきりが、そういった空気を吸い込むと逆に病気になってしまう可能性が高まってしまいます。対策として、貯水タンクを2日に1回くらい洗えばいいらしいのですが、そんな面倒くさいことを毎回人には頼めません。

「気化式」は、水を気化させるので超音波式と比べて安全面は大丈夫ですが、フィルターを用いるので、フィルターの手入れが週1くらいで必要になってきます。ですので、これもある程度手間がかかってしまいます。また、水を気化させることから気化熱で部屋の温度が下がってしまいます。これも寒がりの人にとってはマイナスでしょう。

「ハイブリッド式」もフィルターを使うので「気化式」と同じ理由で、手入れができない人には適さないと思います。

ですので、個々の機能を見ていくと、自然と「スチーム式」という結論になります。ただ、スチーム式にも難点があります。それは電気で水を熱するので、他のものに比べて電気代が高いことです。また加湿中は水を沸騰させるので、煮物料理をしているような音が出ます。僕の場合は、逆にその音が心地よかったりするのですが、音が気になる人には難点となります。また、放出されるスチームが熱いものがあるので、子供がいる家では注意が必要です。

こういった具合で、加湿器は「帯に短し襷に長し」というものが多いです。欲を言えば、衛生的で手間が全くかからず静かで電気代も安い加湿器があれば最高なのですが、世の中そううまくいきません。うまく自身の環境にあった加湿器を選ぶのが大事だと思います。寝たきりで子供もいない僕は、とりあえず「スチーム式」一択です。

次回は、スチーム式にも色々あるので、スチーム式の個別の商品を考えてみたいと思います。

続き:寝たきりにとって使い勝手の良い加湿器2

タグ:家電 環境 加湿器

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