以前、窓の開け閉めをリモコン操作・自動化できる装置「オートクローザー」があるということを知り、記事にも書きました。
寝たきりで窓の開閉ができない身としては、ここ何年か窓の開閉を自分で出来ないことを不便に思っていたので、オートクローザーの存在を知って以来、どうしても欲しくなってしまいました。というのも、窓の開閉が自分でできるということは、エアコン以外の自然の風で室内の温度調整ができて気持ちいいですし経済的。しかも、窓を開けることによって外の音が部屋に入ってきて、これが結構癒されるというか。結局悩みましたが問い合わせの末、購入することにしました。
問い合わせ後のメールで、窓のサイズを伝え、取りつけ日時を決めて、その後、家に取り付けに来てもらうことになりました。そして取り付け日当日、ハマダ工商からお二方来て頂いて、数時間の作業で取り付けていただきました。
で、取り付けたオートクローザーが以下。
窓のクレセント錠のところを取り外して取り付け作業をする以外は、窓自体は以前から使っていたものをそのまま使用できます。わざわざ窓を買い替える必要はありません。(窓に貼ってある障子は、西日の眩しさ防止で自分で貼ったのものでオートクローザーとは関係ありません。でも、障子を貼ったまま取り付けれる程、窓への変更はほとんどありません。)
赤い線で囲んだ部分がオートクローザー本体です。自分が思っていたものよりかなり小さかったです。
この、小さな駆動部でも、しっかり戸惑う開閉してくれます。
窓を開けた状態。
操作パネル。これにリモコンを向けてボタンを押すことにより、リモコン操作ができるようになります。
上にくっついているのは、PC用学習リモコンキット PC-OP-RS1のリモコン送信部の内の一つと、iRemoconの信号拡散用の専用IRケーブルです。オートクローザーのリモコンは、PC-OP-RS1でも、iRemoconでも、両方でバッチリと登録出来ました。ですので、大抵の学習リモコンなら登録できるのではないかと思います。
これは風センサー。窓を開けている時に、強い風が吹き込むと自動で窓が閉まるようになっています。
これは雨センサー。雨が降ってきたときに、ここに雨が入ると自動で窓が閉まるようになっています。窓を開けたまま外出していて急に雨が降ってきても大丈夫な作りになっています。
そのほかに、防犯用の震動センサーなども付いています。
で、これがリモコン。「電源」「開ける」「閉める」「止める」「鍵を閉める」「鍵を開ける」「(設定温度などを)上げる」「(設定温度などを)下げる」「センサー切り換え」ボタンがあります。
一応裏側。MADE IN JAPANと書いてあります。
配線なども以下のようにカバーに収めて、しっかりと処理していってくださいました。
オートクローザーを取り付けて以来、1週間くらい使ってみましたが、窓を自分で開閉できるって本当素晴らしいですね。部屋が暑ければリモコンボタン一つで窓を開けることができますし、何よりも朝窓を開けると、鳥の鳴き声、木立の揺れる音などがして気持ちがいいです。単なる部屋の温度調整ならエアコンにでもできるかもしれませんが、こればっかりは窓を開けないと感じることができません。
これは購入してよかったです。
一応オートクローザーでの窓の開閉を動画に撮ってみました。ただ、古いデジカメを使用しているので画質は悪いです。
工事に紀て頂いたハマダ工商の方の話によると、今現在、工事に来てもらわなくても手軽に取りつけられる新たなオートクローザーを開発中とのこと。しかも、値段も今より安くなるそうです。
値段は取りつける窓によって違ってくると思うので窓の開閉をリモコン等で行いたいと考えている方は、一度ハマダ工商に問い合わせしてみることをお薦めします。